耳が遠くなって。。。

連日の暑さにちよっと夏バテ気味かなあと思いながら



今日の日曜日予定はないし



「そうだ 母に元気をもらって来よう」と実家に。



ためておいた空の牛乳パックをお土産に持っていきます。







訪ねた時は



母は編み物に夢中でした。



編み物の手は休めずにいろいろ話を聞いてくれます。



昼食が済んで



「のど自慢見なくていいの?」と聞くと



「見たいからつけて」と言うので



リモコンのスイッチを入れると



それはそれは大きな音が・・・・・・



「いつも こんな大きな音で聞いてるの?」



「そうよ。」の返事に



母も耳だけは確実に年をとっているようです。







83歳になった母ですが



何事にも挑戦するその姿は 私も負けます。



編み物の手を休めたと思ったら



今度はお土産に持って来た牛乳パックを切り開いていきます。



牛乳パックを利用した座椅子を作るのです。



それが見事な出来上がりで



近所のみなさんにあげるのを楽しみに作っているみたいです。







私といろいろ話をしていても手だけは



いつも動かしていて じっとしていない母をみていると



ほんとに元気をいっぱいもらえます。



もっとゆっくりしたらって思うときもありますが



動いている時がとっても楽しそうな母なので



それが今の元気の源なのかもしれません。







母とゆっくり語りあった今日。



耳が遠くなった母をみて



元気な母にも老いは忍び寄ってきているようで



ちよっと 寂しくもありました。