捨てられなかったもの

 

「10数えたら 上がっていいよ」と言うと

「1.2.3.。。。。。。10」と数えてお風呂から上がっていた娘たち。

娘たちが 数を覚えたのは きっとお風呂の中だったのだろうなあ。。。。

 

そして字を覚えたのは 積み木でした。

三人の娘が同じ積み木で 遊びながら いつのまにか覚えていったようです。

娘たちの成長とともに おもちゃは処分したのに その積み木だけは

なにか愛着があって 捨てられませんでした。

 

そしてその積み木を20年ぶりに 洗って 陽に乾して

今度は孫のおもちゃとして 再登場です。

娘は「まだ あったとね この積み木」と呆れていましたけど

孫と一緒に 今も落書きの残るその積み木で遊びながら

「これで 字を覚えたよね。」って

なつかしんでいるみたいです。