寅さんと湯平温泉
11日は由布院の和風旅館で一泊し
翌日はJRの出発までの時間を利用して
湯平温泉まで足をのばしてみました。
湯平駅に着くと 待合室には寅さんの写真がたくさん貼ってありましたが
昭和57年にこの湯平温泉を舞台にしたフーテンの寅さんの映画の撮影現場の
写真でした。
この映画の撮影があった頃は この湯平温泉も
湯治場としてにぎわっていたのでしょうけれど
今はひっそりと 静まりかえっています。
由布院温泉のにぎわいとは対象的です。
駅からタクシーで10分ほどで
昔懐かしい石畳の坂道の温泉街に着きました。
由布院も悪くはないけど
こんな温泉街にはなぜかほっとするのは年齢のせいもあるのでしょうか。
昼ごはんを兼ねて洞窟温泉に入りましたが
由布院の湯よりもやわらかく感じました。
ここの源泉の泉質は弱食塩泉で胃腸病特効泉とのことでしたが
胃腸は心配のない私は 飲まないほうがいいとの地元の人のアドバイスを聞いて
飲みませんでした。
最初は予定に入れてなかった湯平温泉でしたが
昔ながらの温泉街の雰囲気がなんともいえず
今度 ゆっくりと泊まってみたい温泉になりました。